ディスラプションが生じるとプラズマ電流は急激に減少するが、減少する直前に一旦増加する(正の電流スパイク)ことがある。本研究では、プラズマの平衡位置、プラズマ電流分布と、電流スパイクの関係をTSCシミュレーションで明らかにした。
電流がプラズマ中心部で減少する負磁気シアー配位において、内部輸送障壁(Internal Transport Barrier: ITB)が生じ、閉じ込めが改善されることが知られている。本研究ではBootstrap電流を考慮したTSCコードを用いて、ITB形成と負電場拡散による電流ホール形成をシミュレートし、JT-60Uの実験を説明した。
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